異世界詐欺師のなんちゃって経営術★★★★★(ローファンタジー/異世界転移/ノベリズム)
作者は宮地拓海先生です。ジャンルはローファンタジー、異世界転移。文字数は約百三十万文字。ノベリズムで連載中の作品。
書籍化済みの作品です。小説家になろうにも連載されており、結構ポイントが付いている有名な作品のようですが、私はノベリズムで初めて知りました。なるべく埋もれている作品を紹介したのですが、非常に面白いと思いましたので、有名な作品ですが紹介させていただきます。
日本にその名を轟かせた大詐欺師・オオバヤシロ。
悪運尽きて燃え尽きた彼が転生したのは――『嘘が吐けない巨大な都市』だった。
嘘を嫌う『精霊神』により嘘吐きは【カエル】にされてしまう世界で、ヤシロは詐欺師として培った口先のうまさで成り上がっていく!
異世界に転生した主人公が、『現代の知識』と『屁理屈』を武器に、巨乳美女を助けたり、極貧食堂を立て直したり、最底辺地区の生活環境を改善したりする物語。
異世界詐欺師のなんちゃって経営術
この作品の魅力
大詐欺師のオオバヤシロが若返った姿で異世界に転移するという作品。詐欺師が主人公というのは、珍しいと思います。
世界観が独特なのが魅力的です。よくある異世界ファンタジーの世界観を下地にしているのですが、オリジナリティあふれる設定がたくさんあります。
あらすじにもありますが、ヤシロが暮らすことになるのは嘘が吐けない巨大な都市。詐欺師が嘘の付けない都市で大丈夫? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、嘘を使っていくというより詐欺師としての口の上手さなどを利用していくような感じです。
巨大都市に暮らしている人たちは、鳥や猫、ハムスターなどの獣人が多いです。人間キャラもいます。
細かい設定も練りこんであり、ファンタジーですが描写にリアリティを感じました。
主人公のヤシロが活躍するシーンが一番の見どころだと思います。チートスキルで無双、などという事はせずに、現実世界で培った口の上手さで、敵を翻弄して追いつめていきます。
現代知識チートのような描写もあります。ポップコーンを作ったり、知っている技術を異世界に伝えたりもしていきます。
ヒロインが何人か出てきますが、どのキャラクターも個性的で非常に可愛いです。
全体的に完成度が高い作品だと読んでていて思いました。書籍化されている作品なので当然かもしれません。
作品ページはこちらです。
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