第二十四話 閉じ込められる
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「アタシの能力を自力で調べ上げるんなんて……本当に凄い。きっと普通の人に比べると、桁外れに頭がいいんでしょうね」
素直に感心したように、マナは呟いた。
目隠し ...
第二十三話 ケルン
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「う……」
マナは最悪の気分で目を覚ました。
少しめまいを感じる。何があったのか記憶もあやふやだ。
体を起こして周囲を確認して、自分の現在地を確認す ...
第二十二話 緊急事態
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「これは言っちゃいけないことなんだけど……マナちゃんには特別に教えてあげる。私は本当はパラソマっていうの。ケルン様は私の主で、私は……なんていえばいいかな、替え玉なのよ、ケルン様の」
第二十一話 偽物?
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マナはカフスについていき、ジェードランとケルンが話している部屋まで向かう。
どうやら応接室で会話をしているようだ。
カフスが小声で、
「ケルンの ...
第二十話 パーティー
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一週間後。
ハピーが一人でファマートに出向き、衣装を取りに行った。
「マナ様! 無事衣装を貰ってまいりました!」
ハピーがハイテンションで、マナ ...
第十九話 衣装
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「ケルンは来るみたいで良かった。でも、パーティーの開催まで結構時間があるから、それまでなにしとこ」
ケルンの返事が来たのは、手紙を送ってから十日後だ。
パーテ ...
第十八話 ケルン
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「ケルンに会いたいか……」
「あまりおすすめは出来ませんね」
ルルット城、城主のケルンの人格を知っているジェードランとカフスは、渋い表情を浮かべた。
「 ...
第十七話 情報収集
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(さて、気持ちを切り替えて、記憶を取り戻そう。そう言えば、エマが来るってことで有耶無耶なってたけど、アタシは神殿について調べようとしていたんだ。早速ジェードランに聞こう)
...
第十六話 ほっと一息
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飛王エマが去っていったあと、マナはほっと一息ついていた。
(……あれが飛王か……女だったのは意外だったけど……何か凄く気難しそうな感じだったな)
マナは、エマ ...
第十五話 ???
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(???ってなんだよ! これって魅了できるの?)
飛王についての情報はよく分からないし、これでは魅了できるのか分からない。元々人間嫌いで、どこに地雷があるのか分からないのに ...