転生幼女の無双国家~『魅了』スキルで優秀な部下を増やしていたら、無敵の軍勢が出来てました~
主人公マナは、魔族の城に人質として監禁されているお姫様に転生した。
どうしかして監禁から逃れようと考えている時、『魅了』スキルに目覚めた。
他者からの好感度が異常にあがりやすくなる、魅了スキル。
ス ...
第五十三話 結末
<<前へ 目次 後日譚①へ(note)>>
激闘が終わった。
レクタシオンは封印球に閉じ込められた。
レクタシオンの意思が抜けた、エマの体は、元に戻った。綺麗な白い肌と、純白の翼を取り戻 ...
第五十二話 熱い想い
<<前へ 目次 次へ>>
(体が動かない……)
エマは儀式を終えた後、レクタシオンに体を乗っ取られたが、意識は保っていた。視覚と聴覚だけは今まで通りだが、体は動けないという状態になっていた。 ...
第五十一話 怨念
<<前へ 目次 次へ>>
扉を開けた時、目に飛び込んできた光景はマナを愕然とさせた。
部屋の中央に黒い球体が浮かんでおり、その周辺を小さな黒い球体がグルグルと回っている。
エマの姿は ...
第五十話 エマの下へ
<<前へ 目次 次へ>>
飛王城に到着すると、あっさりと城門が開いた。ドールットは約束を守ってくれたようだ。
ジェードランやケルンは、城門に近付くと強張ったような表情をしていたが、門が開いてほっと ...
第四十九話 成功
<<前へ 目次 次へ>>
断られたあとドールットはしょげていたが、好感度が下がることはなかった。
こうなったら大抵の頼みは聞いてくれるだろう。
エマのやっていることを阻止するため、力を借 ...
第四十八話 猫神
<<前へ 目次 次へ>>
「ね、猫神……様?」
猫耳姿のマナの言葉を聞き、ドールットは声を震わせながら呟いた。彼の視線はまずマナの耳に、そして尻尾に注がれ、最後に目を見た。普通の人間の目ではなく、猫 ...
第四十七話 猫
<<前へ 目次 次へ>>
「ミーちゃん、私がいなくて寂しかっただろう! おお、よしよし、可愛いなあお前は」
ドールットはデレデレと笑顔を浮かべながら、猫の頭と首元を撫でまわし始めた。猫も心底懐いてい ...
第四十六話 ドールット魅了作戦
<<前へ 目次 次へ>>
(どうやってドールットの居場所を調べようかな?)
具体的な方法をマナは考える。
現在、ほかの者からマナは翼族の兵士に見えている。
ドールットに至 ...
第四十五話 潜入
<<前へ 目次 次へ>>
マナは潜入前にパーナマイト城の様子を探る。
パーナマイト城門前には、門番が数人立っている。
彼らを魅了しようとマナは一瞬思ったが、難しいと考え直す。
...