自作小説,転生幼女の無双国家〜『魅了』スキルで優秀な部下を増やしてたら、無敵の軍勢が出来てました〜

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 飛王エマが去っていったあと、マナはほっと一息ついていた。

(……あれが飛王か……女だったのは意外だったけど……何か凄く気難しそうな感じだったな)

 マナは、エマ ...

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(???ってなんだよ! これって魅了できるの?)

 飛王についての情報はよく分からないし、これでは魅了できるのか分からない。元々人間嫌いで、どこに地雷があるのか分からないのに ...

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 飛王が訪れる当日。

 マナは自室で待機していた。

 最初にジェードランが出迎えて、飛王を自室に案内する手筈になっている。

「飛王ってどんな奴なんだろ ...

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 マナは脱衣所で服を着て、執務室に向かう。

(まず最初にジェードランに神殿についての情報を聞こう)

 風呂の中でハピーの発言からたまたま思い出した、どこかの神殿に ...

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「はぁ~……極楽~……」

 マナは幸せを噛みしめながら、お風呂に浸かっていた。

 浴槽は広く、三十人くらいは同時に入れそうである。
 ここまでの大浴場に入 ...

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「あれ? ここ……」

 気が付くとマナは、見知らぬ場所に佇んでいた。

 黄色い石で出来た、少し古びた神殿だ。
 神殿の周囲は荒野である。草木が生えていない ...

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 ――――ジェードランはチョロい。

 あまりにもあっさりと好感度が上がったので、マナの中で疑惑が持ち上がった。

(これなら好感度200にも簡単に上げられるかも)

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 カフスは気分よく自分の過去を喋り終え、その事に大きな違和感を覚えた。

(……ん? 待て……なぜ俺はこんな過去の事をしゃべって。さっき話したばかりの子供に)

 そ ...

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「歩け」

 カフスは、ハピーとマナを縄で拘束して、バルスト城まで連行を開始していた。

 隠し通路ではなく通常の道を通って、バルスト城へと向かう。
 翼族は ...

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 ハピーは焦った表情で、出口に仁王立ちする男の名を呟いた。

「カフス殿……」

 カフスは、ハピーを鋭い目つきで睨み付ける。

「ハピー。なぜ裏切った」

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